SHOE & SEWNの世界
*神戸のフルハンドメイド靴ブランド・シューアンドソーンの世界
こんにちは。店長tacoです。
5月も今日で終わりですね。
決算セール開催中は
たくさんのお客様にご来店いただき本当にありがとうございました。
明日からいよいよ6月。
去年の6月は
自宅でダニが大量発生し大変な目に遭ったなぁと
思い返していたところで、
家の中で子どもたちが
ベビースターラーメンの袋を持って
歩きながら食べている姿を目撃し、
悪夢がよぎったのでした…
ところで
先週金曜に更新した<週刊マージ>は
もうご覧いただけましたでしょうか。
神戸のハンドメイド靴ブランド
SHOE & SEWN(シューアンドソーン)を
改めてご紹介しています。
最近、本当に人気で今現在、
受注生産でお待ちいただいている方が
たくさんいらっしゃるんですよ。
SHOE & SEWNのデザイナーであり、
作り手でもある森本さんの言葉に
とても共感を覚えます。
靴はあくまで脇役です
これ見よがしのデザインは飽きてしまうし、
長く使えない。
でも素材を吟味し丁寧にファクトリーで作り込んだ靴は、
ディテールにデザインが宿ります。
デッサン画だけを引くデザイナーには作れない、
シンプルな中に生きたデザイン。
それが主役を引き立てる
SHOE&SEWNの考える靴のスタイリングです。
名脇役が居ないと主役は引き立ちません。
では主役は?
あなたです。
長年、インポートの靴を扱って来ましたが
ここ数年、
靴にクセがあると使いにくい
ということを実感しています。
だから、森本さんの言葉にとても共感するのです。
クセとは「色」や「装飾」そして「形」のことだと
私は解釈しているのですが
確かにクセのある靴は、靴だけをみたら可愛い。
ネットショップという仕事の中で言うと
物撮りはバツグンに可愛く決まる。
けれどいざ、どんな服に合わせようか?と考えた時
なんだかしっくり来ないことが多いのです。
だから、スタイリングパターンを組まなくちゃならない着画が難しい。
なぜなら、
クセのある靴は「主役」として活きる存在だから。
これ見よがしのデザインは飽きてしまうし、
長く使えない。
mergeの品揃えの前提は「長く使えること」なのですが、
クセのある主役的存在の靴で長く使えるものって
なかなか無いですよね。
クセって具体的に何?と聞かれれば
配色使いや装飾が付いたものになるでしょうか。
特徴のある靴は、確かに靴だけを見たら可愛いです。
サンダルのストラップが配色使いになっていたり、
甲が配色使いになったスリッポンとか
一昔前なら、配色になったジョッキーブーツだったり
カラーソールなんかもありました。
けれど靴の配色物って、
その活かし方が本当に難しいんです。
スタイリングの難易度はかなり高くて
下手をすると色の洪水のようになってしまって
オシャレどころか野暮ったくなってしまいます。
常々そんなことを思っていた私が
森本さんのこの言葉を目にした時、
共感したと言うか、素晴らしいなと思ったんです。
デザイナー自ら靴は脇役であるという前提のもと、
じゃぁどうやったら靴は活きるのかを
とても真摯に考えているなぁと感じるのです。
靴だけが目立つことがオシャレとは言わない。
服との調和を考え、
スタイリングを格上げするのが靴の役割と考える私にとって
あぁ、なんて素晴らしいメーカーさんなんだろうと
心の底から思うのです。
この編集記事は<Vol.1>で、今後続編を予定しています。
メーカーさんに潜入取材予定ですので
どうぞご期待くださいね!
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- 2017.05.31 Wednesday
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- by merge_kobe_taco