春物と新しく始めることの話
*やっぱりピンクが気分なのだ☆彡
梅の花が散り、
モクレンもそろそろ終わりに近づいてきたこの頃は、
ボケの花が満開です。
先週末は関西でも桜の開花宣言が出て、
なんだか少し焦る気持ち。
やっぱり、
「桜が咲く」ということは、
切り替えスイッチのような役割をするのか、
半年ぶりに美容院に行ったり、
一年ぶりにマッサージに行ったり、
どうせコロナだし・・・
と、コロナ理由で億劫になっていたことのもろもろを、
桜の開花に感化されたのか、
行動することで気持ちを切り替えようとしている私です。
楽しみにお待ちいただいている春物は、
ミニマムで最大限の着回しができるようなアイテムを
考えてみました。
リネンの衿付きシャツと
インディゴ染めコーデュロイのパンツ。
シャツとパンツはそれぞれ2色ずつ。
シャツは透け感の無いリネンで、
昨年夏のフレンチTと同じ素材です。
パンツはコットン100%のコーデュロイ。
冬のメルトンパンツとポケットの仕様は同じですが、
裾幅を少し広げたり、フロントにタック、腰にダーツを入れて、
細すぎず太すぎないシルエットに仕上げました。
コーデュロイは太すぎると下半身デブになるし、
ピタピタだと動きにくいし古臭いでしょ。
インディゴ染めのコーデュロイなので、
このデニムみたいな色合いがとても素敵なんです。
真夏にTシャツとビーサンって合わせもいいなぁ。
海に直行したくなるだろうな・・・
それと、
前後に美しいタックの入ったリネンのブラウスと
レーヨンコットンのパンツ。
ブラウスはお手持ちの
クリステンセンのストレッチパンツに合わせても
大人っぽくて素敵です。
久しぶりに肩のラインがゆったりしすぎないブラウスで、
気持ちがシャンとします。
ドロップショルダーじゃないのに
ゆったり着れるというところがミソ。
パンツは、シワ感のあるレーヨンならではの艶が
エレガントにもスポーティーにも振れる感じ。
ウエストゴムとドローコード付きで、
左右にポケットもつけました。
それと、こちらは昨年から
別商品の着画で登場しまくっていたリネンパンツ。
今年こそは!!
でも、素材に限りがありますのでこちらはお早目がいいかも。
形のベースはコーデュロイパンツと同じですが、
ポケットが左右についたバージョン。
と、こんな感じです。
OCACAの商品は今までの仕入れ商品とは違い、
一点ずつ手作業で仕上げるので、
販売開始時に在庫を積んで
スタートするということができないので、
どうしようか、考え中です。
需要が無いのに作って、
売れ残ったらセールで売りさばくという
旧式のやり方がとても問題だと、
サステナビリティの観点からも指摘されているし、
私ひとりのキャパではできそうにありません。
ゆくゆくは、
受注会みたいなのができたらいいな・・・
東京でスペースを借りれば、
関東方面のお客様にも
年に数回お会いできるかなぁなんてことを
妄想したりしています♪
ちなみに、
OCACAの服はどれも原価率がとても高いのですが、
その理由は素材の質。
だって、素材の質は絶対に妥協したくない!
ゴムや紐などの副資材は日本製をチョイスし、
生地はヨーロッパか日本製、
絶対に中華製のものは使いません。
国内生産の場合、
工賃は下げるにも限界があり、
だからみんな工賃の安い
東南アジアとかインドとかに行くわけです。
けれど最近は国内生産のものでも
安いものがたくさんあるんだけれど、
それはつまり、
販売価格を低く設定するためには
素材の質を落とすしかないんだな、ということが
自分で作るようになってよく分かったこと。
IKEAで売ってる200円ほどのエコバッグ、
いったいこれを縫ってる人は
いくらで働かされてるんだ?と思うと胸が痛くなりますね‥‥
こういうことに目を向けることが
サステナビリティに対する気づきの1歩だと
私は思うのです。
なんだかとりとめもない話になってきたな・・・
とりあえず、OCACAの春夏新作は4月ころから販売できるよう
準備を進めていきます。
それから、新しくデビューするこちら。
エプロンやキッチンで使う小物など、
生活雑貨のブランドを立ち上げることにしました。
おうちで過ごすことが多くなり、
今までは多少納得がいかなくても
まぁいいや、で使っていたものが
そうじゃなくなったので。
SOSUU
素数とは、
1と自分自身以外に約数を持たない数。
私もあなたも、この地球上で唯一無二の存在。
もっと自分自身を大切に、
そんな思いを込めています。
- 2021.03.24 Wednesday
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- by merge_kobe_taco